編季節の養生コラム:初夏編
湿気と暑さに負けない「水はけ」の良い体づくり

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春の華やかさが落ち着きはじめ、少しずつ汗ばむ日が増えてきます。この季節の変わり目は、東洋医学では「湿(しつ)」つまり余分な湿気が体に溜まりやすくなる時期と考えられています。   体が重だるい、膝や腰が痛む...。そんなお悩みは、体内の「水はけ」を整え心身を調律する「調体(ちょうたい)」で解消していきましょう。  本格的な夏を迎える前の今こそ、お体をメンテナンスする大切なタイミングです。

年齢を重ねるごとに気圧や湿度の変化に敏感になる方が増えています。この時期に多い不調には、大きく分けて二つの特徴があります。

  • 消化器系の疲れ:湿気が多いと胃腸の働きが鈍くなり、食欲不振や全身のむくみを引き起こしやすくなります。「なんとなく体が重い」と感じるのは体内の水分代謝が滞っているサインかもしれません。
  • 関節や古傷の違和感:気圧の変動が激しい時期は、膝や腰といった節々の痛みが強まりやすい傾向にあります。これは血流が滞り筋肉が硬くなることで起こる現象です。

日々の生活の中に少しの工夫を取り入れることで、不調を未然に防ぐことができます。

  • 食養生(しょくようじょう):体内の余分な水分を排出してくれるバナナ、小豆、海藻類、コーヒー、緑茶などを積極的に摂りましょう。冷たい飲み物は胃腸を冷やし代謝を下げてしまうため、ほどほどにし温かいもの心がけるのがポイントです。
  • ツボ押し:脚の内側膝のすぐ下にある「陰陵泉(いんりょうせん)」というツボを優しく押してみてください。ここは余分な湿気を逃がし胃腸の働きを助けるこの時期の特効穴です。お風呂上がりのリラックスタイムにゆっくりとした呼吸とともに刺激してみましょう。

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